俳句から表現をたしなむ~映像編集と共通することとは~
映像制作と文学というのは、意外と共通項が多いもの。
そのなかでも「俳句」は、映像的な要素が多く含まれていることに気づかされます。
俳句は、「五七五」という短い言葉の中で端的に
そしてリズミカルに、その世界観を表現しているわけですが
たった17文字の中でも、端的にその世界観を表現していて
それを読む人の想像力を刺激するような言葉を選んで使う点は
映像制作でも「どんな画を選ぶか」「画をどのように切り取るか」などと共通していています。
それが映像制作においても通じる部分でもあるのです。
また、俳句のような短い言葉のなかでも
その情景が思い通りにイメージできるのは
映像制作でも重要な「5W1H」の要素が意図的に盛り込まれているからです。
さらに「五七五」は、日本語とよく合っていてリズムがいいと言われていて
昔の歌を見てみると、七文字と五文字で構成されているものが多いことからも
七文字と五文字の組み合わせに、リズム感があることが分かります。
このリズム感というのは、映像編集でも非常に求められる大切な要素です。
リズム感のない映像は、観ていても飽きてしまいやすく
結果的に説得力に欠ける製造となるからです。
映像でリズム感を表現するというのは、いったいどんなことでしょうか。
それは、「観ている人の理解を促すように工夫をすること」だと考えています。
神戸市にある「Build Up Film」では、何度も繰り返し見たくなる。そんな映像を撮影致します。
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2021.12.20